天文再入門(まずは眼視、それから電視観望)してます

定年後、趣味の天文に再トライしようとしているやつのグダグダ日記です 13cmニュートン反射で星雲星団の眼視&電視観望と月面撮影にハマってます
四季の星雲星団観望リスト
月面観望用にcc6を購入しました
現在系外銀河と星雲の電視観望がメインです

2023年03月

久しぶりに昨日は晴れたのでセッティング
spdxアリ溝
今回初めての組み合わせです
月の高度が高く、70°を超えているので、天頂にも向けられるspdx赤道儀に13cmニュートン反射を搭載してます
もともとビクセンのSC200シュミットカセグレン(セレストロンC8と同じ)とのセットで購入した赤道儀なのですが、spdx赤道儀は鏡筒バンド等を直接ねじ止めするのが基本で、C8は鏡筒側にアリ溝があり、赤道儀側にアリ溝をねじ止めして、それに鏡筒のアリ溝をセットする構造になってます

なので、鏡筒側にアリガタ(鏡筒バンドにアリガタでも)がある現在主流の鏡筒を直接のっけることができません
そこで、ちょっと部材をネットで探して、spdx赤道儀にアリ溝を装着させて今回初めて組み合わせてみました
これで、高度70°以上の天体も観望できます
まあ自動導入はできないのですが、月面、惑星は手動で導入できるので・・・・

で、久しぶりに月面写真
moon32_1st0

moon32_1st1
可もなく不可もなくかな・・・

今回は写真撮影後、ちょこっと高倍率(といってもOr6mm108倍ですが)で欠け際を眼視観望してみました
手持ちの鏡筒の中では一番シャープに見えるますね 20㎝シュミカセの補正レンズが汚れている&光軸が怪しいので、月面観望でも13㎝ニュートン反射を使った方がよさそうです

あと・・・
明け方も星雲星団見るつもりで撤収後も鏡筒は車の後部座席に載せておいたのですが・・・
朝4時に目覚めるも起きる元気がなく・・・
それでも4時半に外に出てみて星はでてるんだけど 透明度は悪く2等星がやっと・・・
なので、明け方の観望はやめたのですが車の後部座席に鏡筒を載せていることをすっかり失念してしまって・・・
先ほど運転中 ガタっとorz
後部座席から転げ落ちてしまいました・・・
まあ、壊れてはいないと思いますが、光軸は確認しないとね・・・


夕方は薄い雲があったのですが、夜は晴れるとのことなのでセッティング
しかし・・・

今回はアライメントで悪戦苦闘しました
最初にきりんの2403を見るつもりで北極星も含めたアライメントをしたのですが、なぜかうまくいかない
通常なら3つ目のアライメント星はドットファインダー使わなくてもSp25mm26倍視野に入ってくるのですが、全然入らず・・・
それで修正してアライメントは完了するのですが、試しに適当に恒星を自動導入してみるんですが、全然入ってこない
??? 状態で、3スターアライメントならいちいち「北向き水平」のホームポジションに戻さなくてもやり直しがきく(アライメント情報が上書きされる)ので、いろいろ基準星を変えてやり直してみるのですが、一向に精度が上がらず・・・

よくわからないまま、SymScanを立ち上げなおし、架台も電源を入れなおして再トライでましになりました
これがいわゆる「前のアライメント情報が残ってておかしくなる」現象なのかもしれません

で、バーティノフマスクでピント合わせ・・・

今回は拡大して慎重に
( ScrewTrackerさん すみません せっかくのご好意ですがこのまま頑張ってみます)
pint
無事にできたような・・・

まだよくわかっていないのですが、今回は「フォーマット」の設定を変えてみました

2403_605
2403
ちょっと色味が違いますが割とよく写ってます
M81_82_605a
M81 82
明らかに前回よりよく写ってます ただ色が・・
RGGB

今回フォーマットを↑してみましたが色味が変わりますね
(ディベイヤーモード RGGB)
M65_66_605a
M65 M66 3628
これも前回よりよく写っています
で・・・
試しにM42を見てみて気づきます 色がおかしい???
GRBG
ディベイヤーモードいろいろ変えてみて一番しっくりくるのがGRBGでしたので以後はそれで・・・
M42_605a
M42
いい感じですが中央部は飽和してるかもしれません

西に沈まないうちに散開星団をちゃちゃっと見てみます
1807_1817
1807 1817
これは正直どこが散開星団なのかよくわかりません
感度が良すぎると微光星が写りすぎので・・・
1746
1746
1647
1647
うーん 大きめの散開星団は眼視の方がいいですね

では定番の
2238_605a(ばら星雲
ばら星雲
色は緑が強いですけど、M42での設定から変えていないので、これはこれでありなのかも・・・
やはり定番の
M51_605_b

M51
これはいままで一番よく撮れてます
M51live
ゲインマックスでも大丈夫でした!
そろそろ最後に・・・
M3

M3
これもいい感じですね!
SharpCapのバージョンアップによるSvbony SDK最新版入れ替えが効いているのか? 単に空の状態が良かったのか? よくわかりませんが今回は非常にうまく行きました
ゲインマックス600でも使えるといっていいでしょう
ちなみに全くのノーフィルターです(UV/IRカットも入っていません)

空は晴れてて月も出てないのでもっと観望できたのですが、早めに切り上げました
今日の収穫
  • ディベイヤーモードはGRBGがいいような・・・
  • ゲインマックス600でも大丈夫
  • ただM42の中央部は飽和するかも・・
  • sharpcapでsv605ccは電子観望にお勧めできる
といったところです(天体写真としてはまた別かもしれませんが・・・)

※冷却機能は使っていません また最初シマシマが出るのはあるんですが、しばらくすると気にならなくなります

※sv605ccは個人的な主観ですが、お勧めできます

現在雨降ってますが・・・
予報では今夜晴れるようです・・・

SharpCapが・・・
sharpcap
svbonyのSDKが公式に取り込まれてアップデートしてるようなのでインストールしてみました
一応svbonyのサイトで落としたSDKよりタイムスタンプ新しくなってましたが・・・
何か? 変化があるのか? はわかりません

あと・・・
ScrewTrackerさんから「なんちゃってデュアルスピードノブ」のありがたいお話を伺ったので、ピントノブをシャフトから外してみようかと思ったのですが・・・
どこにもノブの固定ネジがなくて・・・
てっきりイモネジがあると思ったのですが・・・
接着剤を付けてはめ込んでいるのでしょうか???
シャフトを切断すればとも考えましたが、元に戻せなくなるのはちょっと踏ん切りがつかない(笑)

不器用な人間は「魔改造」する勇気が出ませんorz

機材についてはまた別途書くかも・・・






前回はピント合わせ割とうまくいったのですが、やはりこれを買った方がいいかと思っていて・・・
バーティノフマスク
バーティノフマスク ポチってましたが昨日届きました
空がまだ明るいうちにアイピースつけて眼視で(星はプロキオン)ピント合わせしてみましたが、光条が割とわかりにくくて(空がまだ明るいのもあったかも)・・・
でも、必要なのはカメラをセットしてでのピント合わせなので・・・
pnt_msk
一応できましたが、やはりデュアルスピードノブがないとムズイですね・・・
しかも今改めてスクショ見るとまだジャスピンじゃないしorz

結構雲あって、これだけで終わろうかとも思ったのですが、せっかくなので・・・
bara500m
sv105がシャッタースピードMAX500msecだったので シャッタースピード500msecで淡い対象が見えるのか?
をばら星雲でやってみたのですが、一応ゲインマックス600でスタック枚数を増やせば写るようです
また、今更ですが、ライブスタックのヒストグラムグラフ Logにチェックを入れればグラフが見やすくできるようです
ばら星雲といえば・・・
前回色がおかしかったのですが、課金前の機能制限されたSharpCapで色味調整できるか? にチャレンジ
ばら星雲605
ライブスタックの窓では操作できませんが、一度抜けてホワイトバランスを弄れば色調整はできるようです

せっかくピントもあったし、色調整もできることがわかったので・・・
M48_605

M48
散開星団は調整も簡単です
馬頭星雲605b

馬頭星雲
前回緑っぽくなったので緑を抑えてみました

ちょっと気になるのは時々縞々が出るんですよね・・・
スタック積めば薄れてはいきますけど・・・

薄い雲があるので早めに終了しましたが、最後・・・
M42_605_likesv105

sv105が1980x1080なので、それに画素数を合わせて、さらに500msecでM42を見てみました
大は小を兼ねるでしょうか・・・

まだまだ設定などわかってないことが多くて大変ですが、電視観望は面白いですねぇ
とはいえたまにはしっかり眼視で・・・とも思います

暗闇でじっとPC画面見てると疲れますので・・・
32cmドブもセッティングしたいのですが腰がちょっとね・・・


2日連続で雲一つない快晴の夕方・・・
寝不足でしんどいのだけど、頑張ってセッティング
昨日と同じく シリウス リゲル プロキオンで3スターアライメント
範囲狭いけど近傍なら大丈夫でしょう
肉眼ではまだ空が明るくて確認できないM45を自動導入して眼視で確認
アイピースを外しsv605ccに変更しピント合わせ
今回は画像拡大して、慎重にピントを追い込んでみる
ドローチューブのノブに触れると星像がピョンピョン跳ねて大変なんだけど時間をかけて・・・
前回は忘れてたドローチューブ固定ネジも締めておく(基本が大事・・・)
で・・・
M42_605
M42
今回は4秒 80枚でやってみました
前回はランニングマン星雲も画角に収めたけど今回は単独で・・・
前回よりピントもよく合っているような・・・

ということで、今回は4秒 80枚でやっていきます
続いて・・・
runningman_605
ランニングマン星雲
下にM43 42が見切れていますが単独で撮った方がヒストグラフ調整しやすい

天体写真としてはレベル低いとは思いますが、まずまず満足できる画像ではないかと・・・
※ブログ用には縮小して若干トリミングしてます

今回の目的は、ほっておくと西に沈んで見られなくなる冬の代表的な星雲星団をsv605ccで取り直すこと
なので、前回撮ってないやつを優先(前回の撮像に不満はあるのですが・・・)
M50_605
M50
1535
1535 クレオパトラの瞳
色がキレイです・・・

続いて西に傾いて高度70°以下になったぎょしゃのトリオ
M38_605
M38
左下に 1907が写ってます
sv605ccは画角が広いので散開星団にはいいですね

M36_605
M36
M37_605
M37

次も代表的な散開星団
M35_605
M35
右下に 2158が写ってます
小さめの面白い散開星団も撮っておきましょう
2169_605
2169
別名37星団 (これだけスタック52枚です)

さて西に沈みゆく冬の星雲星団はこれくらいにして春の星雲星団を・・・
アライメントをやり直そうか悩みましたがそのままで・・・
2903_605
2903
ししの系外銀河です

ししの系外銀河といえば・・・
前回撮らなかったのがありました
M105_605
M105
近くに2つ系外銀河があります あとで調べてみます
(追記 上がM105 左下が3384 右下が3389 でした(NGC省略))

前回撮らなかった春の代表的な・・・
あれ? M44を撮ろうとしたのですが高度が70°を超えてしまいましたorz

ではこっちは?
M67_605
M67
なんとか70°は超えていませんでした

最後、球状星団を撮りたくて・・・
M3_605
M3
まだ高度が低いせいか色がちょっとおかしいですね???
高度が高い時にリベンジするとして・・・
そろそろ最後にしようと・・・
西を見るとオリオンがだいぶ傾いてきました
なので・・・
馬頭星雲605a

馬頭星雲 燃える木
(これだけ条件変えてます
#ゲイン
Gain=508
#露出時間
Exposure=4.782s


やはり色が変?

このあたりは今後の課題だと思います
(ゲイン高いので周辺光を拾ってのかぶりかもしれません)

色調整の問題ならsharpcap 課金すればいいだけかもしれませんが・・・
いろいろ本格的にやるならPC買い替えも必要かもしれませんし・・・
予算がねぇ・・・
sv605ccに8万使ったので、しばらくは財布の紐を引き締めないと・・・

とはいえ、やはり高価なカメラだと使う人間が入門者レベルでもそれなりの成果がでるようです

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