天文再入門(まずは眼視、それから電視観望)してます

定年後、趣味の天文に再トライしようとしているやつのグダグダ日記です 13cmニュートン反射で星雲星団の眼視&電視観望と月面撮影にハマってます
四季の星雲星団観望リスト
月面観望用にcc6を購入しました
現在系外銀河と星雲の電視観望がメインです

2024年06月

雨なので 緩く語ってみる・・・
このところ全然活動できてません・・・
天候と月齢と体調と気力が噛み合わない・・・
6月もこのまま終了かと思いますが・・・
機材 13cmニュートン反射BKP-130 鏡筒について緩く語ってみます
set
ここまで使って来てみて
そこまで「安かろう 悪かろう」でもなく・・・
「安物買いの銭失い」でもないですね・・・
Az-Go2架台とのセット品の鏡筒で、もともと眼視用でアストログラフではなないのですが・・・
電子観望用途としては割と実用的に使えます
このブログに載せている天体画像のほとんどはこの鏡筒によるもので、流石に天体写真としてどうか? といえば、高価なアストログラフには劣りますが・・・

  • パラボラ反射鏡なので色収差もなく
  • F5とそれほど短焦点でもないのでコマ収差もさほどではない
  • 斜鏡は小さめなので周辺減光は強めですがGraXpertで補正できるのでフラット補正なしでもいいかも

と気軽に電子観望するには安いし、いい鏡筒だと思います

勿論、
  • 十字スパイダーは薄い板なので光軸ずれやすいとか
  • 接眼部が樹脂でドローチューブにガタがあるとか

値段相応の部分はあるのですが・・・
ドローチューブ固定ネジがあるので締めればガタは収まる(勿論、厳密にその時光軸がずれてるかも というのはありますけど)ので、どうしようもない鏡筒という感じではありません

実際、他にEvoGuide50EDIIを持っていますけど、稼働率は遥かに13cmニュートン反射の方が高いです
(屈折より反射が好みというのと焦点距離が・・・というのもあります)

樹脂製の接眼部は不満はあるのですが、アダプターがよくできていて・・・
adapter
2inchと1.25inchの2種類の接眼アクセサリーが使えるのですが・・・
1.25inchの←の部分にT2オスネジが切ってあるので、外すとそのままCMOSカメラがねじ込める
という優れものです
カメラも簡単に回転できますし、何より光路長が短いのでドローチューブをかなり引き出した位置で合焦するという利点もあります
つまりドローチューブの鏡筒内への出っ張りがあまりないので、星像にあまり影響しないということです
わざわざドローチューブを切断する方もいるくらいですので、まあ電子観望レベルですが、この辺はかなりいい鏡筒ではないかと・・・・

とはいえ、やはり安い製品なので、天体写真用としてはお勧めはしませんけどね
電子観望用の架台とセットの鏡筒としては割と満足できます というくらいで・・・

とはいえ・・・
もう少しグレードの高い鏡筒も気になるこの頃
笠井の11.4cmF4反射とか・・・ 


先日の電子観望で残したfitsデータから処理した
縮小500x500画像
M104_240603_500X500_dss_cap_GraXpert
M104
5576_240603_500X500_dss_cap_GraXpert
5576
(上)5577
(下)5574
5128_240603_500X500_dss_cap_GraXpert
5182 ケンタウルスA
緑に派手にかぶっていたのはGraXpartの自動処理である程度補正できたようです
M83_240603_500X500_dss_cap_GraXpert
M83
ちょっと色がおかしい気がします かぶり自動補正が効きすぎた?
4589_240603_500X500_dss_cap_GraXpert
4589
他に2つ写っていますが・・・
4605_240603_500X500_dss_cap_GraXpert
4605

まあ そこそこな感じです
今年もケンタウルスAが見られたということで・・・


昨夜は連日の電子観望
透明度は前日よりは良かったですが まあそこそこ程度で素晴らしとまでは言えない・・・
最後薄い雲が出てきて1時間ちょっとで撤収しましたが まあ前日よりは満足できました

撮って出し(PNGで保存したやつ)を何点か・・・
5128_240603
5128 ケンタウルスA
南に低く かぶりがひどいですorz
GraXpertで処理してどうなるか? ですが それは追って・・・
omg5139_240603
5139 ω星団
木の陰からやっと見えるという・・・
一応今年も見たという記念撮影的なショット
南に低すぎるので ちゃんと撮るにはロケーションを考ええなければなりません
4605_240603
4605
北天の小さな系外銀河 飛行機が通過しました

他にも見ましたが とりいそぎ 以上です

fitsデータから再度炙り出しての処理は後日纏めます

このところ 天気と 月齢と 気力 体調 のどれかが原因で電子観望できていませんでした
ただ昨夜は一応ちょこっとだけ・・・
でもまあ薄雲で透明度最悪だったのでM104をちょこっとスタッキングしただけで撤収orz

ただ 昨夜はピント合わせが非常にうまくいったような・・・
たまたまなんで、毎回できるとは限らないのですが・・・

まず、改めて13cmニュートン反射の接眼部のガタが大きいな、と思いました
まあ あとでイモネジを締めれば少しはましになるのかもしれませんが・・・
とりあえず昨夜は特に調整もせず・・・

ただ sv605ccをセットするとカメラの重みでドローチューブが少し下に傾くので手で支えてドローチューブ固定ネジを締める
もちろん ピント合わせがあるので調整時には固定ネジを少し緩めるのですが・・・
その緩めるのを最小限にしてすばやくピント位置を動かしすぐネジを締めるという方法で・・・
すると割とうまくピント合わせできましたかも・・・
pint_OK
shartpcapのツール最近使ってますけど 今まで一番よいピント合わせ

さて・・・
スピカで1★アライメントして M104だけちょっことスタックして撤収しましたけど・・・
FWHM_good
スクショ貼りますけど・・・
まずよい点は・・・
FWHMの値がいつもより小さいです
やはりピント合わせがよかったのでしょう

悪い点は・・・
追尾が甘いかも
2辺の黒いとこがかなり大きいです
これは
子午線付近だったので追尾がうまく行ってない可能性がある
のと
1★アライメントだったので追尾が甘かった
のが原因かも・・・

2★アライメントしたかったのですが 雲でスピカくらいしかわからなかった
アライメントの精度が悪くても導入はプレートソルブで何とかなりますが・・・
追尾はやはり精度が悪くなるんじゃないかと思ってます

あと 久しぶりの電子観望でいろいろ忘れてて操作がもたついてしまいました
わけのわからないエラーもあって・・・
sharpcap立ち上げなおしたら大丈夫でしたけど・・・

今夜も予報は晴れとなってますが・・・
透明度がどの程度か? はわかりません

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